今年もこの時期がやってきました。
2017. 06.22
そう。
日本最大の落語イベント
『博多天神落語まつり』。
今年のプログラムが決まり、
わたしは競馬新聞を読み込むおじさんのごとく、
ペンを片手に、どの会に行くか、入念に吟味するのであります！
落語を聞いたことがない、という人は
まずこの落語まつりをオススメするなあ。
あー、この人好きかも！ と思える落語家に出会える率が高いです。
しかし…
個人的には今年のプログラムはあんまり… アレなんですよね。
好きな落語家の参加が少ない上に、組み合わせも微妙で…。
とりあえず、入念な審査の結果（？）
今年は３公演のチケットをとることにしました。
秋がまちどおしい。
まだ夏も来てないのにね。
なんだか、すきだなあ。
2017. 06.19
この週末は、土日ともに落語三昧でした。
土曜日は警固神社で、
三遊亭萬橘＆桂春蝶 2人会。
日曜日は森本の能舞台で、
柳家三三 12回連続公演の２回目。
どちらも、大入りでたくさんのお客さんが来ていました。
開場から開演まで30分くらいあるので
早く来たお客さんは、その時間を待つことになるのです。 が。
ふとまわりを見渡して、あることに気がついたのです。
『スマホを覗き込んでる人がほとんどいない。』
それどころか、待ち時間のために
文庫本を持ってきて読んでいる人がたくさんいる。
その風景に気がついて、
ああ、すきだなあ。とおもいました。
なんか、安心する。
その会場にいる人たちとか、
空気とか、
時間とか、イロイロ。
待ち時間のために、カバンにそっと文庫本を忍ばせている
風景を想像すると、キュンとします。
サチモス
2017. 06.05
お気に入り、ジョギング音楽を
サカナクションが占領していたのもほんの数日間。
ジョギング音楽というか、
おはようからおやすみまで聞きっぱなし
（こういうときフリーランスになってよかったとおもえる）
のバンドを発見。
Suchmos（サチモス）
なんというか、
色気がすごい。
聞いていてフワッと飲み込まれそうになる。
ずっと空き部屋だった隣の部屋に入居者が出たようで、
隣との壁際にMacを置いて音を出していると、
音楽が響いて迷惑かなあ… とおもい
離れたとこから音をだせるようにスピーカーを買いました。
そこまでして、聴きたくなるSuchmos。
ハシル音
2017. 06.02
しばーらくさぼっていたジョギングを再開。
（早歩きの人に抜かされそうなくらいの超絶スロージョギングですが）
もともと運動なんてダイッッきらいな自分のテンションをあげるべく、
あの手この手で自分自身をなだめすかす…
まずは、音楽がないと走れないので
ワイヤレスイヤホンを購入。
これ、めちゃくちゃイイです。
アマゾンで、桜レビューが満開のあやしい品だったのですが、
わたしのはアタリ（？）だったのか、すこぶる調子が良い。
Bluetoothにつながる瞬間の「connected!!」という
アナウンスが気持ち良い。
（操作部分がちょっと大きくて重いのがタマニキズ）
そしてもうひとつ重要なのは、聞く曲。
これは、消耗品です。
しかたのないことですが、10日間ほど聴き続けると飽きてきます。
そうすると、ジョギングそのものにも飽きてしまうので
好きな曲をみつけるのはとても重大。
最新のわたしのジョギング音楽は
サカナクションの「ミュージック」という曲。
5分ほどの曲で
サビに入るまで4分近くかかるのですが、
溜めて溜めて… ブワッと解放される感じが快感です。
もう、どこまでも走れそうです。
（走れないけど）
主演、自分。の映画の主人公になったかのよう。
流れる涙と汗を風で切りながら
ラストシーンに向かって走っているイメージ全開！
たとえ、走っている様が
歩いているかのようでも！
すごくたのしい。
いやっほう。
全12話 6ヶ月連続公演…ってスゴイな
2017. 05.27
とうとうはじまりました。
全12話 6ヶ月連続公演！
柳家三三（さんざ）師匠の
「嶋鵆沖白波（しまちどりおきつしらなみ）」
場所は、いつもの森本能舞台の美案寄席にて。
福岡のような地方都市で、連続公演が聴けるなんて！
もちろん会場は満員御礼。
連続公演の幕開けにあたり、三三師匠ご本人よりも
主催者さんや、お客さんのほうが妙に緊張していたような…。
あはは。
主催者さんの
「ここにおられるお客さんが、最終公演までひとりもかけることなく…」
という、遠足の校長先生のような挨拶に、会場が笑いですこし緩みつつ開演。
真打の師匠にこんなこと言うのは失礼かもしれませんが、
あー、三三師匠ってうまいなー… と聞いていて素直に感じました。
（あと、三三【さんざ】って名前がイイ）
いままでノーマークの噺家さんだったのですが…
いやー、もったいないことした…！ とおもいました。
終演後は、すごく大きく長い拍手を
お客さんみんなが、三三師匠に贈って大盛り上がりでした。
来月、連続公演の第２回も行ったるでー。
初お仕立て
2017. 05.23
先日初めて、反物から着物をお仕立てしてもらいました。
（といっても、浴衣ですが）
Rumi Rockという東京のブランドで
ずっと欲しかった柄が、1年待ってやっと再販され
さらに、展示受注会が福岡にやってくるという、、、
もう、これ買わないでどーすんだ、というくらいにお膳立てされ。
このたびやっと手元に届きました。
先ほど、まだ仕付け糸をつけたままの新品の浴衣に
袖を通して、鏡の前に立ってみました。
夏がくるなあ。
サーフィン柄です。サーフィンしたことないけど。
へたくそ
2017. 05.18
40代というステージに突入してみて。
これまでにない、 …なんとも言えない不思議な感覚があります。
過去のじぶんが道をつくってくれた開放感と自由さ。
老いとの新鮮な出会い。
先の見えない不安と、未知へのワクワクのせめぎ合い（？）。
なんだこりゃ、です。
正直、コワイんだか、楽しいんだかわからないのです。
まあ、仕方のないことです。
だって、40歳になるの人生で初めてだし。
今年の抱負は、ひとつ大事なものがあるのですが、
ふたつめには「ほめられたら、素直にお礼を言う」をかかげています。
謙遜したり、ちゃかしたりしないで、
ただ「ありがとうございます。」とにっこりできるように。
しかし、まだ慣れないもので
ほめていただくとびっくりしてはずかしくて、とっさに言葉がでないのです。
「ありがとうございます」って言わなきゃ… 言わなきゃ… と
あせってしまい、
結局、無言でヘラヘラしてるだけ…。
そのたびに、へたくそだなあ、とおもうのです。
思えば遠くに来たもんだ
2017. 05.14
先日、お友達のライターさんから、
近々フリーランスになりたと思っている
女性デザイナーさんがいるのだけれど、
よかったら、会ってその方とお話ししてもらえませんか？ と
お声かけいただきました。
… ええ！！？？？ と、内心びっくりしました。
わたしでいいの？ ていうか、
会いたいと言われる側にきたのかー… としみじみ。
わたしもフリーになる前に、
独立した先輩方にいろいろと話を聞きに出かけていました。
ちょうど、そのとき今のわたしと同じ、6年目の先輩もいたのですが、
そのときは、ずいぶん遠い存在にかんじたものです。
でも、そんな先輩方の苦労時代の話を聞いたおかげで、
自分が苦しくなったときに
「お！きたきた！これが苦労時代というものかもしれないなあ…」と、
それさえも、受け入れることができました。
（実際は、かなりビビってはいたものの）
そして、あることで別の方に相談した時には、
「フリーランスは常にストレスフリーであることが大事」
という言葉をいただきました。
何か迷うことがあると、今でもこの言葉に帰るようにしています。
人のこころを動かせるような、
それがよろこびにつながるような仕事ができるように、
まずは、わたしがメチャクチャしあわせでいよう。
