福岡 グラフィック つなぐデザイン アートディレクター森下かづこ



注射がコワイけど献血に行く

2012. 08. 30



今日、人生初の献血をしました。

今までも、献血したいと思ってはいたのですが、、、。

わたしは、注射がとても、とても、
ものすごくコワイのです。



今日は、天神での午後の打ち合わせが早く終わり、
次の打ち合わせまで1時間半も時間が空きました。

お茶でもしようと歩いていると、イムズの横に献血バスが。

『今、これを無視して1時間半
のんびりお茶なんかしたら、わたしダメになる。』

と、自分でもよくわからない使命感を急に感じ、献血バスへ。
さっくりと400ml抜いてもらいました。




すーーーーーーごくコワかった。わーーーーー!!



わたしが、あまりにキョドってるので、
スタッフの方が何度も声をかけて気づかってくれました。
(そんなにコワイなら来なきゃいいのにって
 思われてないことを祈ります)


そして、もらったチラシに書いてあった言葉。

“血液は人工的につくることができない。
だけど、誰もが提供することができる”

なるほどー、と思いました。


目の前でゆらゆら揺れる自分の血を眺めながら
『血って赤いな』と当たり前のことを思いました。

すごく鮮やかで、深くて、
今まで見た赤色の中で一番キレイでした。


注射はやっぱりコワイし痛いけど(←小学生
きっとまた献血に行くと思います。





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名前を呼ぶ

2012. 08. 24


『人が言われて一番嬉しい言葉は自分の名前なんだ。
だから好きな人の名前はたくさん呼んであげるんだ。』


この台詞、ご存じでしょうか。

映画『ラースと、その彼女』でラース青年が
恋人のビアンカ(正確には恋人だと思い込んでるリアルドール)
に言った言葉です。



わたしの名前はかづこです。
(漢字では『佳津子』と書きます)

わたしは自分の名前があまり好きじゃありません。

どこぞやのご高名なお坊さん(?)
が名付けてくださったらしいですが、
なんというか、、、古めかしいというか、、、。


しかし、デザインの学校に行きだして
同じ『森下』という性の友達がクラスにできました。

すると、それを機に周りもわたしのことを
下の名前で呼ぶようになりました。

それ以降、大人になってからも
名前で呼ばれることが多くなりました。


『かづこ』と。


周りの人達に呼んでもらって、耳で聞いて、目で読んで、
わたしはこの名前のことをだんだんと好きになりました。


名前って『つける』ことによく注目されがちだけど、
呼ばれて初めて『名前』になるのだと思います。





ちなみに、『森下』という性はもともと好きです。

森の下って、、、
なんか秘密が埋まってそうじゃありませんか?






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夏の味

2012. 08. 20


ぬか漬けです。

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わたしは北九州の出身なので、子どもの頃から
夏になると食卓にのぼるぬか漬け。

食べると“ぽりぽりぽりぽりとなんともイイ音がします。

先日、母から床をわけてもらい自宅でも漬け始めました。

が、


コンスタントに漬けてないと
味が良くならならず、

かといって、一人でそんなに
漬け物ばっかりもアレなので、

ありがた迷惑かもしれませんが、、、
とりあえず、周りの人に配りまくっています。

デザイナー兼、漬け物屋です。



わたしは今年は初めてトマトの漬け物に挑戦です。


白ワインとぬか漬けが今のところ、わたしの最強コンビです。
(もう、カッコイイのかダサイのかわからなくなってきました)

ていうか、ぬか漬けいかがですか?





追記:トマトはぬか漬けより、
   そのままのほうがダンゼン美味しい!と言うことが判明しました。。。
   いつまでも、チャレンジ精神を忘れない大人でいたいです。







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鬼龍院花子の生涯

2012. 07. 22



映画『鬼龍院花子の生涯』という映画を観ました。

30年前の映画ですが、とにかくとにかく!!
役者さんの気迫がすばらしいです。


子役の子ども時代の仙道敦子さんの素直な目線や表情。
(最近の大人すぎる子役の演技が苦手なもので、、、)
仲代達矢さんの圧倒的な存在感。
美しすぎる岩下志麻さん。
そして、夏目雅子さんの透明感と気迫の啖呵を切るシーン。

本当に濃密な2時間の物語。
人生とか時代の盛衰のせつなさやら。。。


若かりし日のいろんな役者さんもチラホラ。
(役所広司さんがちょい役だったり。。。)


いやー、久しぶりにすばらしい映画に出会いました。


どんなに、映画の技術が進化しようとも、
こういう昔の映画の “鬼気迫る何か” を再現することはできないですね。



でも、観た後に
「なんで題名が『鬼龍院花子の生涯』なんだろ?」と思いました。

観ればわかると思います。んー。





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塩でやっつけちゃう

2012. 07. 17


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わたしには、好きになった食べ物を
食べ続けるクセがあります。

そして、この夏の主食を発見しました。


男前豆腐さんの「枝豆玉三郎」です。
なんてったって、商品コピーが秀逸です。


“冷やっこで塩でやっつけちゃってください”

やっつけちゃってください って、、、、。


枝豆の風味豊かなお豆腐で、
粋でいなせな日本の夏の到来です。
泡の出る黄金の飲み物との相性がバツグンです。


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中身は、ミントアイスみたいです。


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ちなみに男前豆腐さんはHPも傑作です。
ここまで突き抜けることで、
他のお豆腐とは一線を画すことに成功していると思います。

お値段はちょっと高めですが、
お豆腐が大豆で出来てることを思い出させてくれる濃厚な旨味は、
買って食べる価値は充分にあります。




たしか、以前みた会社の密着取材のTVでは
社長さんが革ジャンとサングラスで
出社されていたように記憶しています。
(社内もかなりファンキーだったような)

男前〜。




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追いかけられたことがあります

2012. 07. 15


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わたしはコーヒーが大好きです。


お気に入りのオシャレコーヒーミルで
ゴリゴリと豆を引くのは気分が良いです。
(でも、毎日だとちょっとめんどくさいです。実は電動ミルがほしいです。)




ところで、
皆さんは、大人になって誰かに追いかけられたことはありますか?

わたしはあります。


ある珈琲屋さんに初めて行ったとき、
アルバイトらしき女の子が
“コーヒーが好きでしょうがないんです!わたし!”という風に
とても丁寧に愛情たっぷりに、豆の説明をくれた。



ステキなお店だなあ、、、と感動し、
店を出てからケータイでお店をパシャリと撮影しました。


そして、信号を渡りました。

渡り終えて、振り向くと店の前で
オーナーさんらしき男性がわたしに向かって必死に手を振っている。


!?なに?
勝手に撮影して怒られるのかな?とびびったわたしは
気づかないふりで足早に逃げました(笑)。



信号が変わり、男性が追いかけてきました。
わたしは逃げました。


そして、わたしに追いついた男性は
にっこりと微笑み、手作りの冊子をわたしに手渡しました。
「これを2回読めばコーヒーについて80点はとれるよ」と。


???なんのことやら、意味が分かりませんでしたが、
とりあえず怒られなかったのでホッとしました。



そして、手渡された冊子には
普通市場に出回ってるコーヒーの質の悪さの問題や
良質なコーヒーとはどういうものかということについて
トコトン書かれていた。愛に溢れた一冊だった。


そう、六本松の交差点にある
グリーンの看板の珈琲屋さんですよ。



たった200gの豆を買っただけのわたしを
追いかけてまでコーヒーの良さを伝えたいという真摯な気持ちが
なんだかうれしくて。

忘れられない出来事です。
(いろんな意味で)






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デザインは誰のもの?

2012. 07. 10

わたしは一日の始まりに、必ずこの方のブログをチェックします。



http://www.harapro.jp/


一年前くらいに偶然たどり着いたのですが、
それ以来、一日と欠かさずに見ています。


お会いしたことはありません。


ホームページというある意味バーチャルな世界に対して、
息づかいや、まばたきや、体温を感じます。
ユーモアがあって、日常があって、人格が歩いてる。


自分の指針を見失いそうになったときは、
何度もコラムを読み返します。



以前に、とあるデザイナーさんのトークイベントに参加したのですが、
市民参加のイベントなのに専門用語バンバンで。
しかもビジュアル系のロック歌手のように、
ぼそぼそと「自分こういうの苦手なんすよね」オーラ全開。

たしかに、デザインはカッコイイのだけど、
それ以外に何も感じなかった。


そして「デザインって誰のものなんだろう。」と
モンモンとしていた時がありました。





そんなときに、ハラプロさんのコラムに出会いました。

そして、自分なりの目指すべき方向のようなものが
見えたような気がしました。






…とかなんとか、難しいこと言ってみましたが、
単純にこの方の日々のブログがオモシロいよ、という話です。
はい。




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スギちゃんからの考察

2012. 07. 01



“森山直太朗 ~スギちゃんの歌~ 歌詞付き”



え? ブログ2回目でスギちゃんの話をするの? と思った方、
だまされたと思って、どうか最後まで読んでみてください。

イイ話をしますから。(たぶん)



YouTubeで“森山直太朗 ~スギちゃんの歌~ 歌詞付き”の音源を聞いて、
わたしは、2つのことに感動したのです。



まず、1つ目は
芸人とか一発屋がどうだとか、、、そういうのは置いといて、
このスギちゃんという方は、人に愛される
すごく可愛い人なんだろうなあということに感動。


自分の辛さを察して、歌ってくれる友達。
笑いながらも、一緒に涙してくれるくれる先輩。


こう言うのって、心なくしては無理だと思う。

森山直太朗さんの本気の歌いっぷりを聞いても
それが伝わってくるのではないでしょうか。



そして2つ目に感動したのは、
その森山直太朗さんが真剣に歌い上げている様子です。


“芸人さんの歌だから” とか “ラジオのワンコーナーだから” 等
惰性とか手抜きとかまっっっっっったくなく。


目の前のことに全力で取り組む姿勢に感動。
真剣な人はとても綺麗です。





だから、わたしも
心から人と関われる様になりたいのです。

そして、プロとしての真剣さを
いつも忘れずにいたいのです。






ね、イイ話だったでしょう?




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はじめまして。森下かづこです。

2012. 05. 22

はじめましての方も、森下をご存じの方も。
みなさまこんにちは。
記念すべきブログの1ページ目に、
なんだかちょっと緊張しております。

2012年の幕開けと共に、フリーランスの
グラフィックデザイナーとして活動を始めました。
そして、もうすぐ半年をむかえようとしています。


、、、うーん。だめだなあ。
やはり、緊張していておもしろいことが書けません。


ごほんっごほん。
独立することは、わたしの夢のひとつでありました。

しかし、会社勤めもわたしは好きでした。
前社の社長は、わたしの独立にあたり、
相談に乗っていただいたり親身に心をさいてくださいました。
気の合うスタッフのみんなも、わたしは大好きでした。

そんな恵まれた環境であったからこそ、
「その一歩先」が見てみたくなったのです。

しかし会社勤めでも、フリーランスでも
わたしの仕事のスタイルは変わりません。

変わったことといえば、
「挑戦」の決定権がすべて自分になったことくらいです。

仕事やデザインを語る前に
まず、人として誠実でありたいといつも考えています。

「森下に頼んでよかった」という言葉をいただく度に
わたしの心は温かくなり、勇気でいっぱいになります。


“小さなものから大きなものまで、想いを「つなぐデザイン」を”


明日も明後日もその先も。




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