福岡 グラフィック つなぐデザイン アートディレクター森下かづこ





身につける

2015. 09. 18




ピアスを買いました。

ずっとピアスがほしいなあ、とおもっていましたが
今日この日までガマンしていました。

samuloというジュエリーブランドの展示会が
福岡にやってくるのをずっと待っていました。


samuloは砂漠で掘り起こされた古代の石や銀貨、
19世紀の教会のミサにあつまった人々に配られたガラス等の素材で
ジュアリーをつくっている…

という
ブランドのコンセプトは、実は後から知りました。


最初わたしが、このジュエリーを身につけるようになったのは
いつも素敵であこがれている友だちが身につけていて
samuloをおしえてもらったのがはじまりでした。



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上のシルバーのブレスレットは6年以上、
右下の赤いブレスレットは1年くらいずっと身につけています。
ユニセックスなところもとても好きです。

わたしにとっては、ジュエリーを通り越して
お守りのようなものです。


今日、展示会でおもいがけず
samuloのデザイナーさんに会えてしまいました。

男性であることは知っていたのですが、
お顔は知らなかったので、いろいろお話していて、
途中で作られたご本人とわかり、びっくりしました。

ああ、ジュエリー大事にしてきてよかったなあ…と
改めてうれしくおもえるような方でした。



あたらしく仲間に加わったピアス。



Welcome to my ear!!









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罪悪感で胸が痛むのです

2015. 09. 13



今日の昼過ぎ頃。

ひとりのご年配のご婦人に
天神地下街で道をたずねらてからというもの、
わたしはひどく凹んでいます。
はー…。


休日の天神は人が多く、
地下街も多くの人でごったかえしていました。

そこで、困った様子で立ちすくむ一人のご婦人が
わたしに道をたずねてきました。

「岩田屋へはどちらへいけばいいでしょうか?」

わたしは、

「こちらへ歩いていくと、上に岩田屋を指す案内が
見えるとおもいますので、それを目印にしてください」と
こたえました。

ご婦人はわたしにお礼を述べ、頭を下げられました。


しかし、そのときのわたしは気がついていませんでした。
わたしも自身も地下街で自分の位置を見失っていたことに…。
(福岡の都会っ子を装った北九州出身の田舎モノのため)


しばらくして。

後ろにあると思っていた岩田屋への誘導が
突然、目の前にでてきました。


!!!!!!!

え!?
わたし、間違った方向をおしえてしまった!

…しかも、おそらく迷って歩き疲れてへとへとであろう
ご年配の方に対して…。


もどったところで、この人混みの中
あのご婦人をさがすこともできず。
というか、一瞬だったのでお顔も思い出せない始末…。



わたしは聖人君子ではないので
それなりに、ちょいちょい過ちをおかすことはあります。

それでも、今日の不注意は、
なんだか、とてつもなく心が痛みます。


こんなことを書いたところで
わたしのこの気持ちがあのご婦人に届くはずもないのですが。
ほんとうに、軽率でもうしわけありませんでした。


顔は思い出せないのに。

頭を下げられたご婦人の
ちいさな姿だけが鮮明に思い出されて。


ほんとうにほんとうに、すみませんでした。



あのご婦人のお孫さんとかが、
奇跡的にこのページを見つけてくれないかなあ。










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