福岡 グラフィック つなぐデザイン アートディレクター森下かづこ





竹の水仙」ってこんな笑える話だったけ?

2017. 02.28

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先日、電気ビルで開催された
柳家花緑独演会に行って来ました。

年末の「時そば」もすごかったですが、
この日の「竹の水仙」も爆発力がすごかったです。


爆発力。

うんうん。この言葉しっくりきます。

この日の花緑師匠の高座は、ほんとうにエキサイティングでした。
どっかんどっかん。

今まで聞いたどの「竹の水仙」とも違う。
ていうか、こんな笑える話だったけ? と。

花緑師匠、ほんとうにすごいです。
もう、すごいとしか言えない自分が
バカっぽくて歯がゆいくらいです。
ぽいっていうかバカなのか?


終演後は、一緒に見に行った友だちと、
会場で会った、落語を通じて友だちになった人と一緒に
3人でとどろき酒店 薬院stand」という角打ちで乾杯。


角打ちで呑んで話してサクッと解散。


なかなか、粋じゃございませんか。











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ギリギリごっこ

2017. 02.18


本日は土曜でお休みですが、
午前中は仕事の打ち合わせ

耳鼻科へ行く(約3000円)

片方なくしたピアスを注文しに大丸へ

ついでに大丸の地下でランチを買う(1000円)

警固公園で食べる

TUTAYAでCDとDVDを借りる(1300円)

コーヒーを買う(100円)

帰宅



帰宅時の所持金はなんと、42円。


説明しよう。
「ギリギリごっこ」とは財布の中の現金を
ギリギリまで使い切ることである。



これ、けっこうドキドキします。


そして、大の大人が所持金42円で街を歩くというのは
不思議な開放感があります。

誰にも気づかれずにチャレンジする、大人の遊び。

「ギリギリごっこ」。
ぜひ、一度お試しください。




注意)「ギリギリごっこ」をより楽しむにはキャッシュカードのことは忘れてください













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書けなくなる

2017. 02.07


日々、いろんな出来事があり、
時間の移ろいとともに、わたしもそこそこには
考えをはせたりするワケですが。


ああ、これを日記(ブログ)に書いておこう!と思いたち、
カタカタと数行キーボードをタイプして
文字を入れていくうちに、


「あれ?なんで、これを書きたいとおもったのだろう。」
と急に冷めてしまうこと、しばしば…。


アレでしょうか?

夜に書いたラブレターを、朝読むとこっぱずかしいとかいう
アレと同じなのでしょうか。

(書いたことないけど)
















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本当にいい女とは

2017. 01.26


わたしはお酒が大好きです。
きっと、お酒もわたしのことが好きだとおもいます。


しかし、一人で飲みに行けるお店は、
近所にある1件だけでした。

女性がひとりでのんびり飲める場所って
(女性というか、わたしがですが)
なかなかむずかしいのです。
飲みたいけど、はずかしいし。

適度にかまってくれて、適度にほっといてくれるお店って
意外にないものです。



そんな中、
記念すべき2件目となる、お店に出会いました。
楽しくおいしいお料理とお酒をいただいてきました。



何かの本で読んだのか、
誰かに言われたのか? 忘れたのですが、


「一人でお酒を飲めるのは、いい女。
だけど “本当に” いい女は一人で飲んだりしないと。



あははー
ガッテンガッテン。














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気がついたら泣いていた

2017. 01.16



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泣くつもりなんて、ぜんぜんなかったのに、
途中まで余裕で聴いていたのに、

主人公の久蔵(きゅうぞう)が
3年間、恋い焦がれた花魁にやっと会えて、
でも、これが最初で最後になることもわかっていて、

最後のお願いとして、
いつかどこかで偶然会えたら「九さん、元気?」って
それだけ言って欲しい…

と力なく笑う、志の輔師匠が演じる久蔵を見た途端、
急に、目からボタボタボタボタッーーーーと涙がながれました。
自分でもビックリしました。
最高の「紺屋高尾」でした。
(「紺屋高尾」は柳家花緑師匠がMyベストだとおもってたので…
油断していました)


ちなみに、一緒に行った友だちも、
涙と、鼻水までたらしてぐしゃぐしゃでした。笑。



これだから、落語はやめられないのです。

年に一度か二度、運が良ければ
こういう腰が抜けるほどの高座に出会えるのです。
今年は、なんと年明け一発目から来ました。



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ちなみに、この日は3席すべてが最高でした。
言葉で感動をあらわそうとすればするほど、
チープになってしまう…

そんな気がするほどの渾身の高座でした。


立川志の輔師匠、恐るべし!!










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5000円のうたた寝と着物メモ

2017. 01.15

先日、2015年ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝した
チョ・ソンジンピアノリサイタルへ行きました。


コンサートの直前までかなりお仕事が立て込んでおり、
必死でがんばり、なんとか行くことができました。



薄暗い館内
暖かい室温
究極にうつくしいピアノの音色
そして、極度の寝不足のわたし


その結果、コンサートの最中ほとんど居眠りしてしまいました…。
チケット代5000円。モッタイナイ。

ョパン国際ピアノコンクール優勝者の生演奏を聴きながらの
うたた寝なんて、ある意味最高に豪華だなあ。
チョ・ソンジンさん、眠ってしまってスミマセンでした)













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あけました。おめでとうございました!

2017. 01.09
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あけましておめでとうございます。

と、今年はじめの、前回の日記に書き忘れていました。

きっと、やけどのショックからでしょう。
ということにしときましょう。


上の柳家花緑師匠のイラストは、今年の年賀状に使ったものです。
花緑師匠のポイントは品の良さ(にじみ出る育ちの良さ)だとおもいます。




下の、途中まで挑戦してみた、
大好きな十代目金原亭馬生(きんげんていばしょう)師匠は

ちょっと妖怪っぽくなってしまって、断念しました。
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馬生師匠で好きな噺は「鰍沢(かじかざわ)」です。
ジャンルでいうと、サスペンス?かな。

最初に聞いた時、
のどに張り付いた薬を、雪で流し込む、描写に
生への執着のようなものを感じてドキドキしました。



馬生師匠はサゲの後、
ほんとうに鮮やかに「ニッコリ」と笑います。

顔の横にマジックで「ニッコリ」って描きたいくらい。












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2016年の反省と、2017年の抱負っぽい話

2017. 01.04



フリーになってから、年末には年の瀬のごあいさつを
日記に書いていましたが
2016年はそれが、できませんでした。


なぜかというと、12月29日の深夜に
鉄瓶でお湯を沸かしていたところ、
右手の親指、人差し指、中指の3本にひどく火傷を
負ってしまったから…… です。

しかも、鉄でもお湯でもなく、湯気で!

まあ、湯気だし… とおもってなめていたら
爪の下から第二関節くらいまでの大きな水ぶくれに。
ぶよぶよ。



ああ、でもこれが年末年始だったことが
不幸中の幸いでした。
仕事にひびかなくて、よかった…。


2016年は、最後の最後でやらかしました。

2017年1月4日現在では、もう痛みはなく
マウスもキーボードも平気です。
よかった…。ほんとに。





さて。

北九州市から福岡市に越してきて、10年を迎える今年。
10年前に思い描いていたことは、
ささやかですが(奇跡的に)叶えることができました。

2017年の抱負は。
これからの10年の目標を見定める」です。



おー…。抱負っぽい。










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