福岡 グラフィック つなぐデザイン アートディレクター森下かづこ






言いたい人には、言わせておけばいい

2017. 04.27


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雨の日に、リュックに入れて出かけたら
雨がしみてしまって、シワシワになってしまいました。


本。



文庫が出るまで読まない… と決めてたのに、
買ってしまった「騎士団長殺し」。


1日の用事をいそいそと終わらせ、
あとは寝るだけ… という、贅沢な時間をたっぷりとって
物語に没頭する。


現在、下巻の半分ほど。
物語はいよいよクライマックスへ。


最初はそうでもなかったのに、
わたしは、この物語をだんだん好きになってきています。


偉大な作家、村上春樹氏。というかんじではなく、
隣の村上さんが自由きままに書いた文章、みたいなかんじがして。
(決してストーリーが軽いワケではないのだけれど)


今までの作品の総集編っぽいかんじも、少々あったり…(?)



「言いたい人には、言わせておけばいい」というような
村上春樹さんの自由さを感じられるようで、

わたしは、うれしいです。















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薬院をサボっていた 〜其の弐(というか完結)〜

2017. 04.17



(前回からのつづき)
そんなこんなで、
薬院であたらしく好きになれるお店をみつけよう、と
行動してみることにしました。


条件は、とにかく自宅から近い事と
一人でも居やすい雰囲気であること。


さて、1件目は… なんて

本当は、わたしが行ってみたお店での悲喜こもごもを
おもしろおかしく綴ってみよう、とおもっていたのですが、

書いているうちに、なんだか
ただのお店の悪口みたいになってきてしまって。

自分の文章に自分で凹む、という妙なことになってきてしまい。
善人ぶるつもりはないのだけれど、
…結局、薬院お店開拓記を書くのはやめることにしました…。




わたしが好きになれなかったお店も
どこかの誰かにとっては、とっておきの常連店かもしれないわけで。


合うお店、合わないお店たくさんあるけれど、
結局わたしは薬院が大好きです。

永くここに住めるといいなあ。

ということで不完全燃焼ですがこれにておしまい。

ちゃんちゃん。




ちなみに、今日でわたしは40歳になりました。
本当は誕生日を記念して旅に出る予定でしたが、
直前で風邪をこじらせ、すべてキャンセル…。へっくしょい。

まあ、このぐだぐだ感がわたしらしいと…言えばそんな気もします。
雷はピカピカ&雨は土砂降りだし。
ここまでくると、逆に清々しいです。


誕生日は、感謝する日。
大きなケガや病気をすることもなく、今ここにいれること。
ささやかな夢がかなったこと。
自由でいれること。
やさしい人たちと出会えたこと。

なにより、40年前にわたしを産んでくれたまさこさん(母)に。



ありがと!!










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薬院をサボっていた 〜其の壱〜

2017. 04.05



ことの発端は、お気に入りだったワインバーに対して
ある日、ものすごい違和感を感じたことからはじまりました。


その日のお客は、わたしひとりで
お店の方とイロイロお話していたのですが…。


あれ? 
…なんかたのしくない。

あれ?? 帰りたい。帰りたい。

と強く思うところがあって、
1杯だけ飲んで早々に退散しました。


…そっか。

人が成長したり変化するみたいに、
お店も成長したり変化するんだなあ、と
その日、知りました。

その変化が、きっと合わなくなったんだなあ…と。



いやいや。しみじみしている場合ではない!


知ってるお店が少ないわたしにとって
行けなくなるトコロができるというのは問題です。


そのことがあってから、改めてこの薬院という街を見てみると
「こんなにステキな街に住んでいるのに、
わたしは薬院をサボっていたのでは…」とおもうようになり、


改めて薬院という街と向き合うことを決めたのでした。




つづく。




(いや、仕事もね、もちろんちゃんとね、してるんですよ。ものすごくまじめに)







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開店休業

2017. 03.20



とある日本のロックバンドが
急に大好きになってしまった、今日この頃。

ロックバンドの音楽をこんなに聴いてるなんて…約20年以上ぶりなはず。


その20年以上前にわたしが大好きだったバンドは
「ユニコーン」です。

中学〜高校とずっとファンで、音楽はもちろん、
書籍やらビデオやら(ビデオテープです、もちろん)
なんでも集めまくって、夢中でした。



そこで、久しぶりにユニコーンを聴いてみたところ…

子どもだった当時には理解できていなかった歌詞が
けっこうあった! ということが判明しました。


たとえば「開店休業」という曲。


おそらくヒモである男性の能天気な日々を
「開店休業」という風に皮肉った(?)タイトルであることに
気がついていませんでした。

単に(会社かお店が休みで)ダラダラしてる人の歌かな…と。
(ちなみに歌詞の中に「仲直りの情事」という言葉が出てきますが、
その意味もまったくわかっていませんでした。)

そういう観点で聞き直してみると、
別のオモシロさがあったりします。















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コリーナ・コリーナ

2017. 03.17


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1994年に公開された
コリーナ・コリーナという、ちょっと古い映画

とっても好きな作品で、
久しぶりに観たいなあ… とおもいレンタルショップへ。


ない。どこにも。
ない…。




古い映画なので、日本でDVD化されてない?か
廃盤になってしまったのかなあ。


諦めきれず、海外版のDVDを購入しました。


英語なんて、中学1年レベルのわたしですが、
それでも、言葉がわからないなんて些細コトに
おもえるくらい、ココロに響く映画です。

ストーリーを覚えていたせいもあるけれど

最近、BGMのように何度も何度もリピートして観ています。



わたしが一番好きなシーンは、
マニー役のレイ・リオッタが
振り返って「あっかんべー」をするシーンです。


可愛くて、やさしくて、最高に愛おしい「あっかんべー」なのです。














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ソレとコレとはちがう話

2017. 03.09




「何でもできる」と「何をやってもいい」はちがう。


似てるけど、ぜんぜんちがう。


「ね」と「れ」ぐらいちがう。












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名前がどうしても覚えられない

2017. 03.07



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カティア・ブニアティシビリ…。


ね。

後半 ?? てなるでしょ。


あまりのうつくしさにどこの女優さんかとおもってしまいますが、
カティアさんはクラシックの女性ピアニストです。

今わたしは彼女のピアノに首ったけです。
特にこの「マザーランド」というアルバムは
わたしのためだけに、こっそり弾いてくれているような親密な音。

クラシックなんて全然くわしくないわたしでも
すっかり彼女の虜です。



動画で彼女がオーケストラと演奏している様子を見たのですが、
もう、視線の色気がすごいです。

カティアさんの色気を集めて、袋に入れて、
売れるんじゃないかとおもうくらいにすごいです。

指揮者も、あの悩ましい熱いまなざしを送られたら
相当、気合い入れてないと
クラクラっと彼女に恋してしまうとおもいます。

彼女の自信に満ちたうつくしさは、
見ていてとても気持ちが良いです。









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